今年6月、神奈川県大井町の東名高速・下り線で、追い越し車線に止まっていたワゴン車に大型トラックが追突するなどして、ワゴン車を運転していた夫婦が死亡した事故は記憶に新しいよね。
警察は、夫婦の車を無理やり追い越し車線に止めさせたとして、福岡県に住む25歳の石橋和歩容疑者を逮捕したね。
世の中、切れやすい運転手は実のところ多い。なので、こうしたトラブルを回避する運転術も知っておいたほうが良い。
この記事の構成
石橋和歩容疑者の運転は異常?
今回の事故の引き金となった石橋容疑者だけど、日常から交通トラブル面白がる素振りが有ったという。
居るんだよ、こういう輩は。
ほんと、車運転している時には注意しないとね。
石橋容疑者の元交際相手は
石橋容疑者が「自分で仕掛けていって、自分で文句を言う」
「相手が一人とか、男の人だったらそういうことをしますね。適当にこの人と決めたら、面白がるというか、そういう感じ」
日頃からこういうことをしていたらしい。
おいらも、運転歴が長いだけに、こういうやつに絡まれたことは、何度かあるよ!!
ほんとめんどくさい。
一部の報道では、石橋容疑者が「足でハンドル操作」とかも書いてあるけど、それを運転がうまいと思っているなら、大きな間違いだよね。
オイラが思う運転がうまいというのは、高速でも市街地でも、円滑かつスムーズに走って、周囲への影響が少ないうんてんですね。
昔絡んできた輩も、自分の運転は棚上げして、文句言ってきているからね。
こういう輩は、大きな勘違いしているよね。
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ハンドル握ると性格が変わる心理
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昔から、「ハンドル握ると性格変わる」人って居ますよね。
これは、今に始まったことではないですね。
東名高速で夫婦が死亡した事故で、逮捕された石橋和歩容疑者は過去に少なくとも3回、ほかの車への進路妨害を繰り返していたと言われてるけど、実のところ氷山の一角にすぎないよね。
おいらも、基本的には、「ハンドル握ると性格変わる」タイプだけど、TPOは心得てますよ。
「ハンドル握ると性格変わる」というのは、心理学的に見ると、
◯運転中は、どうしてもストレスがかかるので、「怒り」の感情は起きやすい
◯社内は匿名性が高まるので「プライベート感覚」になりやすい。
ということらしい。
窓を開けたり、適度な休憩を取ることで、このような心理状況を解消できるらしいぞ!
怒りやすいドライバーの特徴
岩手大学・藤井義久教授を代表とするグループは、全国の一般男女150人ずつ、合計300人のドライバーを調査対象に、運転中の怒りに関する研究を行った。
その研究結果によると
怒りを感じやすいドライバーとは
1.運転経験が長い
2.事故を起こしていない
3.運転中に疲れる
これ、当てはまっていたら要注意ですよ!!
おいらは、1ですね。もう40年以上運転してますね。
残念ながら、事故は自爆やもらい事故など、色々経験してますので、自分の運転を過信はしていないですよ。
まあ、もう年なので、3が当てはまるときもあるけど、基本運転は大好きなので、あまり疲れませんね。
どんなことで怒りを感じるやすいのか
1.交通渋滞で車が進まないなど「運転を妨害された時」
2.信号無視の車を見たなど「交通違反を見た時」
3.後ろからクラクションを鳴らされるなど「マナーの悪い運転をされた時」
4.衝突しかけるなど「危険な状況にあった時」
若い頃は、どれも当てはまった気がしますけど、今は4番くらいかな。
1番は、動かないものはしょうがないので怒ってもしょうがないしね。
2とか3は、まあ哀れと思うしね
まだ、全部当てはまる人は、要注意なので、リラックスを心がけましょうね。
攻撃的な行動につながる要因はなに
男女共通で「運転を妨害された時」に、攻撃的な怒りへの対処を行う傾向にあるという研究結果が出ているそうだ。
まあ、普通に考えても、自分が気持ちよくドライブしているときに、それを邪魔されたら、少なからず「ムッ」とは着ますよね。
問題は、それで怒りを爆発させるかどうかですよね。
今回の事件は、それで2人もなくなり、孤児まで作っちゃったわけだからね。
まぁ、ハンドル握るなら、自分自身もコントロールできるくらいの余裕は持って、運転したいものですね。
高速道路で煽られた場合の回避術
これからお話する、危険回避術は必ずしも成功するとは限らないけど、知っているだけでも役にはたちます。
とにかく左車線に寄って、道を譲る。仕方なく停車する場合は路肩で
後ろから煽られたら、とにかく左車線に移動して、道を譲る。
これ鉄則。道をゆずることで、相手が優越感持って気が静まればまずはラッキー!
いま走行している車線が第2車線や、追い越し車線なら、とにかく第1車線まで寄っちゃいます。
もちろん、しっかりウィンカー出して、周囲の安全を確認しながらね。
相手が、前方に回り込んだ場合は、さらに注意が必要で、停車するような事態になったら、必ず路肩まで寄せましょう。
煽り車を追い越させたら、一応は謝罪する
相手の車のドライバーの視野に入ったときに、手を挙げるなどの謝罪の意思を示しておこう。
相手と張り合うのではなく、謝罪の意思を示して、相手に納得してもらうのがベストだ。
それでも相手が諦めないなら、次は通報だ。
この場合は刑法の緊急避難に該当するはずなので(確実ではないが)、ハンズフリー以外でも通報すべきだ。
場所は高速道路の上りか下りのどのあたりか、可能であれば路側帯に設置されたキロポストの数字を告げるようにする。
東名の事故の後だから、警察も敏感になっていると思いますよ。
それでも、諦めず停車させられた場合
相手が降りてきたら、迷わずウインドウを閉めてドアをロックする。
この時も動作で謝罪の意思を示す。
怒りが収まらず、自車を蹴飛ばされたりキズ付けられるかも知れないが、自分や同乗者の安全を優先させる
とにかく、危険な相手と向き合った時は、改めて謝罪する。
それでも危害を加えられそうになったら、大きな声でハッキリと「先ほど110番に電話しました! もうすぐパトカーが来ます! ご不満なら私を警察に訴えてください!」という。
この時も「自分が悪かった」という態度を崩さない。
おいらの経験から言っても、どんなに理不尽でも、これが一番いい。
相手が立ち去るときに、相手の車種やナンバーをメモルの忘れずに。
もしものときの、ドライブレコーダー
最近は、装着車の増えたドライブレコーダーですが、これは一番いいです。
ずっと情報が記録されて、証拠としての価値も高いです。
ドライブレコーダーが装着してあることに気がつくと、立ち去るドライバーも居ますしね。
まとめ
今回は、今年6月に起きた東名高速の事故を教訓に、怒りやすいドライバーの特徴や心理状態、そして万が一そんなドライバーに絡まれたときの回避術についてまとめてみました。
煽られるというのは、一方的に相手が悪いわけでもなく、煽る相手にきっかけを与えてしまっているかもしれないので、運転する際は「君子危うきに近寄らず」の精神で、ゆとりを持って運転しましょう。