『大杉漣』急死の原因。「ぐるナイ」「バイプレイヤーズ 」への影響は
俳優の大杉漣(おおすぎ・れん、本名・大杉孝=おおすぎ・たかし)さんが21日午前3時53分、急性心不全のため死去されました。
66歳ということで、味のある演技ができる俳優としても熟成された盛で、これからが本領発揮という年齢です。
あまりの急死と言う状況で、直前に出演した「ぐるナイ」の「グルメチキンレース ゴチになります!」は、そのまま放映してほしいと希望が殺到しています。
そして、大杉漣さんが名脇役として出演している「バイプレイヤーズ 」は、どうなってしまうんでしょう?
といったことを記事にしながら、俳優大杉漣さんのご冥福をお祈りいたします。
この記事の構成
「バイプレイヤーズ 」の撮影後に『大杉漣』急死
俳優の大杉漣さんは、現在出演中のテレビ東京のドラマ「バイプレイヤーズ 」の撮影後に体調を崩して、病院に急行したけどそのまま帰らぬ人になってしまいました。
当日(20日)、大杉漣さんは放送中の連続ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(水曜、後9・54)の撮影を千葉県内で午後9時ごろまで行った後共演者らと食事に向かったとのこと。
午後11時頃ホテルに戻ってから腹痛を訴えた大杉さんは、共演者の松重豊(55)さんとタクシーで病院に向かったのですが、21日午前3時53分、急性心不全のため帰らぬ人になってしまいました。
ドラマ「バイプレイヤーズ 」では、存在感を見せつけていた大杉さんだけに、惜しまれる声が多数上がっています。
頭が真っ白
本当に素晴らしい俳優さん。
暖かくて優しくて。
2人が笑い合う姿が大好きでした。これからももっともっと
2人のギターを、
芝居を見たかった。お空でつよぽんを見守っていてください。
ご冥福をお祈りします。
早すぎるよ漣さん、
寂しいよ#大杉漣#草彅剛 pic.twitter.com/kamMsZP3g1— さらっぷ (@sara_smap0704) 2018年2月21日
♪僕の見たビートルズはTVの中#大杉漣 さん、たくさんたくさんの素敵な時間をありがとうございました。
大好きです。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 pic.twitter.com/hMc6hHOEUo— KACCA (@KACCA9372) 2018年2月21日
大杉漣さんの話いま知った。
色々想いが溢れて…涙として溢れて止まらない。今は言葉が見つからない…。
実は1ヶ月前に遭遇した。
『また剛くんとドラマやって下さい!!大杉さんの事も、2人のコンビも大好きです!』そう言うと握手して抱きしめてくれた。『ありがとう』って言ってくれたのに…#大杉漣— かなピョン(*´﹀`*)/✩✩✩✩✩✩ (@smapkanapyon) 2018年2月21日
大杉さんは80年、新東宝映画のピンク映画「緊縛いけにえ」で映画デビューし、その後もにっかつロマンポルノなどを中心に活動。
93年に北野武監督(71)の「ソナチネ」に出演。
渋みのある演技派俳優としての境地を開いた。その後にも北野作品にも多数出演した。また、映画「シン・ゴジラ」(16年)、ドラマ「銭の戦争」(15年)などでも存在感を示した。
17年1月から日本テレビ系「ぐるぐるナインティナイン」の人気コーナー「-・ゴチになります!」でバラエティー番組に初レギュラー出演していた。
同番組の22日放送分は12日に収録済みで、同局によると、遺族の意向などを踏まえて予定通り放送するという。
さらに、BSフジの散歩番組「大杉漣の漣ぽっ」にも出演。次回3月3日放送分は収録済みという。
大杉さんはまた、熱狂的なサッカー好きとしても知られ、地元の徳島ヴォルティスのサポーターだっただけでなく、自身も「鰯クラブ」というチームでプレー。スポーツマンの一面も見せていた。
あんな凄い俳優の方を仲間と呼んでいいのか分かりませんが、大杉漣さんはヴォルティスを応援する仲間だと思います。なので、凄く悲しい気持ちです。面白い攻撃的なサッカーで昇格するのを共に喜び合えず残念ですが、天国より見守ってください。ご冥福をお祈りします。#大杉漣 #wearevortis pic.twitter.com/hBwkJwK0u3
— VヴォルサポV (@Vortis_Velez) 2018年2月21日
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『大杉漣』急死の真相
大杉漣さんの長男で写真家の大杉隼平氏は「3日前に食事を一緒にしたが、本当に元気で、何の不調もなかった。(家族も)急なことで驚いている」と語り、大杉漣さんに持病はなかったそうです。
大杉さんは、1日40本も数ヘビースモーカーだったらしいですが、平成19年9月から禁煙しているようです。
お酒の方も、世間でニュースになるようなことはなく、普通に生活されていたようです。
サッカーもされていて、それなりに健全な生活をされていた様子は伺えます。
そもそも「急性心不全」というのは、明確な原因がない場合によく使われる死因ですからね。
ドラマ「バイプレイヤーズ 」の撮影では、最年長でリーダー的な存在の大杉漣さんは、共演者からは「小3レベルの精神年齢」と言われて愛されていたようです。
そんな、共演者やスタッフらにみとられながら息を引き取った大杉漣さんは、役者を全うして旅立たれたんでしょうね。
『大杉漣』出演の「ぐるナイ」の「グルメチキンレース ゴチになります!」
日本テレビ系バラエティ番組『ぐるぐるナインティナイン』(毎週木曜19:56~)は、21日に急死した俳優の大杉漣さんが出演する、あす22日(19:00~20:54)の2時間スペシャルを、予定通り放送するそうです。
元気な、大杉さんの姿が見れます。
大杉さんは、同番組の看板コーナー「グルメチキンレース ゴチになります!」で、2017年からレギュラーメンバーとして出演。同年でのクビを回避し、今シーズンも引き続き出演しています。
あす22日の放送は、「ゴチクビメンバー大集合SP! 冬の高級和食ゴチ」と題し、過去クビになったメンバーである船越英一郎と出川哲朗をVIPチャレンジャー迎え、東京・日比谷の日本料理店「春秋ツギハギ」でゴチバトルを展開ということで、大杉さんも参加しています。
番組を制作している日本テレビは、大杉さんのご家族や所属事務所、そのまま放送する了解を取っているそうです。
女優の橋本環奈さんは、「グルメチキンレース ゴチになります!」で大杉さんと今年は共演していました。
橋本さんは21日、自身のTwitterで「大杉漣さん、本当にお世話になりました。突然の事でびっくりしています。いつも優しく温かく接して下さる漣さんに会えないと思うと、本当に寂しいです。心からの感謝と共にご冥福をお祈りします」と悲しみを語っていました。
大杉漣さん、本当にお世話になりました。
突然の事でびっくりしています。
いつも優しく温かく接して下さる漣さんに会えないと思うと、本当に寂しいです。
心からの感謝と共にご冥福をお祈りします。— 橋本環奈 (@H_KANNA_0203) 2018年2月21日
大杉漣さん逝去。相棒にバイプレーヤーズ、明日のぐるナイだってあるんだぞ。なんで… pic.twitter.com/GnolEBxvJZ
— 電光石火 (@electlightning) 2018年2月21日
『大杉漣』出演中のドラマ「バイプレイヤーズ 」は
ドラマ「バイプレイヤーズ 」の収録後に帰らぬ人となった、大杉漣さん。
共演者の皆さんやスタッフに看取られたということですが、存在感の多きい大杉漣さんを欠いたドラマ「バイプレイヤーズ 」は、残りの収録に影響もでしょうですね。
21日放送の第3話については、遺族、事務所、キャスト意向により、予定通り放送する。また、28日放送の第4話、3月7日放送の第5話(最終回)の放送については現在検討中だという。
余りにも突然のことで、メンバー一同、まだ現実を受け入れられないでいます。
『バイプレイヤーズ』という実名を晒した上でのドラマで、そのリーダーであり、精神的な支柱でもあった大杉さんが突然いなくなるという喪失感は計り知れません。
しかし最後の日まで、役者として現場に立ち、みんなを笑わせ続けていました。永遠に我々の目標であり、憧れでもある漣さんを、一同、心から誇りに思います。
お疲れ様でした。どうか、安らかにお休みください。
漣さん、ありがとうございました。
バイプレイヤーズ一同
遠藤憲一、田口トモロヲ、松重豊、光石研
突然の出来事で、まだ現実として受け止めることができません。特に今回のシーズン2では大杉さんには企画の段階から全スタッフキャストのリーダーとして中心的な役割を果たしていただきました。
この作品が最期の作品となってしまったことが本当に残念でなりません。スタッフ一同、心よりお悔やみ申し上げます。
テレビ東京制作局ドラマ制作部 チーフプロデューサー 浅野太
来週も放送はしてくれる…らしい
しかし画面に映るあの人はもうこの世にいない #バイプレーヤーズ
役者は永遠に映像に刻まれてゆくものだ
それにしたって百戦錬磨の役者大杉漣さんの最後の役が「大杉漣」だなんて、何という俳優人生のフィナーレだろう pic.twitter.com/6B7dx51r9X— ルルフ (@hervorruf) 2018年2月21日
これを漣さんに言わせるとは、、
なんて因果だ。。。。#バイプレーヤーズ pic.twitter.com/Ms0OoU04N2— 森山 遼 (@mori12081216) 2018年2月21日
何が辛いって、バイプレーヤーズ1期が「諸事情で未完成になった映画フィルムを大杉漣らが執念で完成まで持ち込む」つー話なんですよね。「良いものが作れたら明日死んでもいいんだ!」つって命賭けるシーンとかもあって。でもほんとに未完成になっちゃったらさあ…
— エス (@neonightlife) 2018年2月21日
まとめ
こうして、『大杉漣』急死の原因。「ぐるナイ」「バイプレイヤーズ 」への影響はと言う記事を書いてみると、あらためて大杉漣という俳優の人柄が浮き彫りになり、もっともっと活躍する姿を見せてほしかったという思いが強く残ります。
大杉漣さん、長いこと楽しませてくれてありがとうございました。
安らかなるご冥福をお祈りいたします。