日産デイズが、キビキビと走れないわけは、燃費偽装だけではない
トムおやじの愛車である、日産デイズの走りが悪いという評判について、ぶった切ってみた。
最大の原因は、三菱自動車の燃費偽装が大きく影響しているのは事実だろう。
なぜなら、燃費を良くするためにコンピューターの設定を燃費優先に強く偏っているといえるからだ。
何故、コンピューターの設定が燃費優先だと、走りが悪いということになるのかを、トムおやじの独断で説明してみよう。
実は、トムおやじも、日産デイズのことをネットで調べていて、最近知った驚愕の事実が有る。
トムおやじは、35年位前はラリーのメカニックや、デーラー勤めをしていて、自動車整備士の免許も持っているので、自動車のメカ的部分については、素人ではない。
ただ、最近の自動車自体のメカニズムの進歩は凄まじく、現役ではなくなった昨今では、メカニズムの進歩について、知らなかったのも事実である。
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最近知った驚愕の事実 その1
「アクセルワイヤーは、すでに過去の遺物」だった!
トムおやじは、日産デイズについて調べるまでは、アクセルペダルとエンジンのスロットルは、ワイヤーでつながっていると思っていた。
ところが、最近は電子スロットルと言って、アクセルペダルの踏み込み量を電気信号に変えて、コンピューターに送って、コンピューターがアクセルの踏み込み量に対して、様々な要因を加味して、スロットルを制御しているのだ。
つまり、アクセルの開度に応じて、リニアにスロットルが反応しているわけではないのだ。
ドライバーが、加速したくてアクセルを踏み込んでも、スロットルが連動するわけではなく、燃費優先設定のコンピューターは、必要最低限しかスロットルを開かないということになり、ドライバーの意に反するので、遅いとか加速が悪いというドライブフィールになるわけだ。
どうやら、ブレーキの踏み込み加減もコンピューターは取得しているようだが、コチラはABSの制御などに利用しているので、踏み込み量に応じてブレーキは制御されている。
最近知った驚愕の事実 その2
「CVTは、出だしにもたつく」
最近の小型車のオートマは、CVTが主流だ。
CVTはコンパクトで、無段変速でスムーズな乗り心地を提供してくれる。
というのはウソで、踏み込めばシフトダウンし、離せばシフトアップするので、スムーズな加速を行うには、CVTの癖を理解した、アクセルワークが必要です。
青信号になって、すぐにアクセルを踏み込んでも無意味で、ワンテンポ置いてからスムーズに踏み込んでいく感覚を身につけないと、スムーズに加速しないものと思うべし。
まとめ
とにかく日産デイズでなくても、軽は衝突安全ボディだのと車重は増しているのに、排気量は660のままで、馬力制限もあったりして、パワーウエイトレシオは悪い方向になっている。
その上、ありとあらゆるところで、燃費優先のコンピューター制御が効いている。
このあたりのことを気にせずに、アクセルを踏み込めば車は加速すると思っていると、実はスムーズには走れないのだ。
おとなしく、燃費優先で走っていれば、メーカーの思惑通りなので、それなりにスムーズだが、運転を楽しもうと思えば、やはり車の特性を理解して、アクセルを絶妙にコントロールする技術が必要なようだ。
次回は、こんな走りの悪いと言われる、日産デイズをスムーズに走らせる方法を書いてみようと思います。
今回も、Windows Live Writerで書きました。