綾瀬はるか主演のドラマ「奥様は、取り扱い注意」がついに最終回を迎えましたよね。
綾瀬はるか演じる伊佐山菜美の夫の勇輝を演じる西島秀樹のラストバトルが話題になっていましたけど、最終回を見て西島秀俊の正体と、綾瀬はるかに寄せる思いをバトルシーンを交えながら分析してみました。
そして、玉山鉄二との絡みと、意味不明はラストシーンから読み取れる続編への布線も分析してみましたよ。
この記事の構成
勇輝(西島秀俊)の正体が判明
ついに、勇輝(西島秀俊)の正体が、公安だとはっきりしましたね。
皆さんの予想通りです。
実は、公安は菜美が某国の特殊工作員をしていた頃からマークしていました。
公安は、「S」と言うコードネームを付けて、菜美の工作活動を監視していました。
というのも、日本でのテロに発展しないかと危惧していたからです。
ところが、ある日菜美は特殊工作員と役柄を捨てて、日本で菜美という名前を取得して普通のOLとして生活を始めたので、もっと詳しく知る必要があると判断して、勇輝に接近を命じたという経緯です。
そこで、菜美が参加したセレブの合コンに赴き菜美に近づこうとした勇輝は、菜美に直感的というか同業者の空気を感じたのか、一目惚れしてしまうわけです。
勇輝は、公安当局には「結婚すれば身近で監視ができると」説得をして、菜美との結婚生活を始めたわけです。
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勇輝(西島秀俊)の菜美(綾瀬はるか)への想い
公安当局には「偽装結婚」で通しながら、菜美に惚れてしまった勇輝は「監視」と言う名目で夫婦生活を満喫していました。
はじめのうちは、カルチャースクールに通ったりしていて、普通の主婦を満喫している菜美に安心して、「害はない」と当局に報告していた勇輝ですが、菜美が街の事件に関与し始めたことで、不安が募り始めます。
はじめのうちは、影で菜美のチンピラ相手のバトルの後始末をしていた勇輝ですが、菜美がとある議員を辞職に追い込んだことで、公安当局の目に止まりかばいきれなくなってしまいました。
そこで、勇輝は菜美をドイツに連れ出して、日本国内では害がない存在にしようとして、公安当局の了解を取り付けて、菜美に「ドイツに一緒に行ってくれと」と頼んだわけです。
菜美は、勇輝のそんな想いには気がつかないまでも、勇輝の自分に対する不可解な言動や態度に不信感をいだき「嘘の匂いがする」と疑念を持ち始めて、元の仲間の小雪に身辺調査を依頼することになります。
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勇輝(西島秀俊)vs菜美(綾瀬はるか)死闘
菜美(綾瀬はるか)が、愛する旦那・勇輝(西島秀俊)の本当の姿を小雪(西尾まり)から知らされた夜、史上最大の“夫婦喧嘩”が勃発します。
上からの指示で、菜美に近づきながらも菜美の持つ魅力を愛してしまった苦悩を打ち明けた勇輝は、“普通の主婦”としてドイツで暮らすことを提案するのだけど。
お行儀のよい見せかけだけの未来を菜美は受け入れることはできないので、納得行かない。
菜美は、本当の自分を愛してくれるなら、私を封印するようなことは言えないはずだと食い下がる。
勇輝は、菜美のその考えは自滅への道だと諭す。
自分のすべてを尽くした死闘の中でお互いへの愛を再確認した菜美と勇輝は一時休戦になるのだが、お互いに納得如何に部分がしこりとして残ってしまう。
菜美(綾瀬はるか)の勇輝(西島秀俊)への思い
菜美は、勇輝との死闘の末に、勇輝の自分に対する気持ちは良くわかりました。
でも、街で起きているトラブルを放置できない自分のことを理解してもらえない歯がゆさを抱えています。
その歯がゆさが、しこりになり、それが勇輝との別れにも継ることも分かってはいるのですが。
そんな矢先に、友達の優里(広末涼子)が主婦買収組織のボス横溝(玉山鉄二)に、見せしめに暴行されてしまいます。
勇輝には、その問題に手を付けたら、かばい切れないと諭されますが、自分の信念を曲げることを菜美には出来ないのです。
横溝から主婦買収の脅しの材料になっている不倫動画類を奪取した菜美。
怒りに燃えた横溝は、京子(本田翼)して、菜美に奪取したものを返せと迫られてしまいます。
勇輝は、菜美を送り出す際に「君が戻ったときに、自分がいなければ2度と会えないものと思ってくれ」と言います。
菜美は、そんな勇気の想いを受けながらも、友達のために横溝との対決に向かうのです。
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菜美(綾瀬はるか)vs横溝(玉山鉄二)との対決と行方
京子は、横溝らに拉致されても、菜美が助けていると信じて、泣きわめきもしなければ、逆に横溝たちを罵倒します。
横溝は、部下を何人も待機させて、菜美を待ち受けます。
しかし、怒りが爆発している菜美の敵ではなく、横溝の部下は次々と倒されていきます。
菜美は、横溝の部下たちを倒しているうちに、特殊工作員時代の戦いのスリルの快感を思い出して、思わず「ぎゃ~気持ちいい!!」と叫んでしまいます。
無事、菜美に助けられた京子は、菜美の本当の姿に気がついて「あなた何者?」と聞いてしまいます。
戦いに負けた横溝は、菜美の本当の姿を見抜いて
「行くところが無くなったら、俺のところに来い。お前があんな街に収まっていられるわけがないんだからな」
と言い放つあたり、実は次への布線が含まれているのかもしれませんね。
エンディングが生んだ、新たな謎
横溝との死闘の最中に、菜美は戦いの中にあるスリルに快感を感じる自分に気がついてしまった。
そんな菜美が求めるのは、勇輝が求める世界には無い。
そんな想いで自宅に戻って、勇輝が出迎えてくれたことに、喜ぶ菜美だったが。
勇輝は笑顔で「おかえり」といった次の瞬間に
銃を構えて、「おとなしくしろ」と菜美に命令してしまう。
その瞬間菜美は、「何というスリル。やはり、私の愛する人はこの人しかいない」を思ってしまう。
次の瞬間、画面はブラックアウトして、1発の銃声が鳴り響き、「奥様は、取り扱い注意」最終回は終わってしまう。
え?ちょっと待て!どうなってるんだ??
きっと、この終わり方は、新たな謎を産み落としておいて、特番か続編や映画作成などへの布線だと思いますねぇ~
まったく、銃声の後が気になります~
でも、菜美も勇輝も死んだら面白くないので、これは2人でドロップして新たな展開につなげていくんだと思いますよね
元公安が語る、元特殊工作員の主婦のリアリティ
元・警視庁公安部に勤務、引退後は警察と裏社会について多数の著書を執筆し、最近『迷宮探訪 時効なき未解決事件のプロファイリング』(双葉社)を上梓した北芝健氏は、元特殊工作員・菜美の姿をリアル工作員の目で評価している。
「奥様は、取り扱い注意」は、結構リアルでいいですよね。公安の人は大体見ているんじゃないでしょうか。現役の捜査官も、暇さえあれば見ていると聞いてます。
菜美は、特殊工作員から足を洗って、普通の主婦の幸せを求めようとしましたが
本当の最前線にいる特殊工作員は、普通の暮らしは絶対ダメですね。主婦をしていると命を狙われます。相手は、主婦仲間といるときでもお構いなしでしょうから、巻き添えも出るでしょう。拉致されて情報を引き出そうとしてきます。
北芝健氏の話から察する、勇輝との出会いから結婚という流れは、「街でヤンキーが絡んできたら一撃で倒してくれる旦那じゃなきゃ嫌だ」と言う話があるように、普通の相手では飽き足らないようです。
結局勇輝のように、何かが違うと感じられる相手でないと満足できないんですね。
と言う流れを踏まえて「奥様は、取り扱い注意」続編の大胆予想
ブラッド・ピッドとアンジェリーナ・ジョリーの「Mr.&Mrs. スミス」(2005年)と言う映画の中では、お互いがスパイであると気がついた時点で、壮絶なバトルをした後、お互いを理解して仲直りします。
そして、その後に自分たちを抹殺しに来た連中と手を合わせて戦いますよね。
この辺が、次への布線だと思うんですね。
という事は、エンディングでのあの銃声!
あれは、勇輝と菜美が街から姿を消すための芝居ですね。
そして、勇輝は公安から追われ、菜美も昔の組織から公安に捕まると組織がバレると結局追われるハメになる。
そこで、勇輝と菜美は、公安当局と某国の組織との対決を、2人で力を合わせて乗り切る。
なんか、そんな展開が見えませんか?
この辺は、マットデイモンの「ボーン」シリーズも似てますよね。
まとめ
今回は、 「奥様は、取り扱い注意」最終回で明らかになった、西島秀俊の秘密と想い、綾瀬はるかの元特殊工作員としての生き様を中心に、記事を書いてみました。
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