「女子的生活」原作坂木司のドラマ化で、志尊淳がトランスジェンダー女子のヒロイン
「女子的生活」は、原作坂木司の小説ですが、NHK総合のドラマ10「女子的生活」（1月5日スタート、毎週金曜 後10：00、全4回）で、俳優の志尊淳がヒロインの「みき」のトランスジェンダー“女子”を演じることになりました。
この記事では、原作の坂木司の小説について、俳優の志尊淳について、ヒロインの「みき」について書いています。
この記事の構成
坂木司の「女子的生活」
「女子的生活」のあらすじ
主人公みきはアパレル会社員として働く20代。
どう見たって、完璧にカワイイ女性。
仲のいい友達とルームシェアして、お洒落なインテリアに好きなファッションで夜遊びし放題と夢の東京生活を送ってきたけれど、そんな日々に暗雲がおとずれてしまう。
彼氏が出来た友達が、部屋を去ってしまうことに！
一人で払うには高すぎる部屋代と、快適な生活に揺れているみきの前に、高校時代の同級生が現れる。
「もしかしてお前…小川幹生？」
そう、みきはトランスジェンダー。
完璧にカワイイ彼女の秘密。
みきは 女の子が大好き、女の子になって女の子とカップルになりたい、という女装男子だったのです。
完璧にかわいいみきと、イイ奴だけど鈍感な男、後藤。
高校の同級生がふとした縁でルームシェアすることになる所から始まる、不思議な「女子的生活」はどう転がっていくのでしょうか…？
原作の作者の坂木司
生年以外は性別すら公表していない人気覆面作家の坂木司。
坂木司は、2002年「青空の卵」で覆面作家としてデビュー。
デビュー作を含む「ひきこもり探偵シリーズ」で注目された。
坂木司は、デビュー前にペンネームが決まっていなかったが、何も思いつかずに登場人物の名前からとったとのこと。
性別などのプロフィールを公開することによって読者に先入観を与えないためであるとのことで、サイン会でも覆面に体型の分からな衣装で、声も変えているそうですよ。
ちょっと、ミステリアスな作家ですね。
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俳優の志尊淳
俳優の志尊 淳（しそん じゅん、1995年3月5日 生まれ ）は、東京都出身で、ワタナベエンターテインメントの若手男性俳優集団D-BOYSおよびD2のメンバーでもあります。
結構なイケメン俳優です。
伸張ｃｍたぁ～結構長身だねぇ
映画「探偵はBARにいる3」にも出てますねぇ～
主な出演作品
ＮＨＫ「植木等とのぼせもん」小松雅夫（松崎雅臣）役
映画「帝一の國」榊原光明役
ドラマ「きみはペット」Ｗ主演 モモ（合田武志）役
舞台「春のめざめ」主演：メルヒオール役
映画「サバイバルファミリー」斉藤翔平役
映画「疾風ロンド」高野誠也役
最近は毎日
ドラマ「女子的生活」の撮影をしております。
作品が抱えるメッセージをしっかり伝えられる様、スタッフさんキャストさん皆で日々戦っております。自分の想いを↓にまとめました✨
お時間がありましたら(^^)みきちゃんのオフショットと共に。
みきちゃんは家だとアップ髪なのです pic.twitter.com/v3nhVrupNr— 志尊淳 (@jun_shison0305) 2017年12月8日
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ドラマ10「女子的生活」ヒロイン「みき」
志尊演じるヒロイン・みきは、“かわいい女子的な生活”にあこがれを抱き、田舎から都会に出てきたOL。
みきはトランスジェンダーであり、性別は男性でありながら、見た目はスラリとした美人。男に興味がなく、好きになるのは女性、という役どころだ。
ドラマは、ファッションの街・神戸を舞台に、みきと癖のある登場人物たちとの“バトル”をコミカルかつちょっぴり切なく描き出していく。
志尊 淳の役作りに対するコメント
「まずは女性になるという事をしっかりと意識し、外見の面では表情の作り方、所作、歩き方、体型の維持、肌のケアも入念に行い、女性として生きるということに徹しました」
「その過程は、内に秘めている女性性を探すという作業でもあり、自分とは何か他者とは何かを考えるまでに至りました。今までアタマでしかわかろうとしていなかったことが、実感としてわかったことは大きかったです」
原作者・坂木司氏のコメント
もともと顔立ちの良い方だとは思っていましたが、志尊さんがきちんとメイクされた姿を見たら本当にびっくりしました。
主人公の“みき”そのものなのです。
けれどさらにびっくりしたのは、彼が動いているところを拝見してからです。
立ち居振る舞いにさりげない仕草。
声の出し方。
そのひとつひとつが女性のカリカチュアではなく、きちんと現実的な“女の子”でした。
それを支えているのはトランスジェンダー指導の西原さつきさんと、すばらしいスタイリストさんやメイクさん方です。
男性の考える“女の子っぽさ”ではなく、すらりとしたスタイルの志尊さんに似合うよう考えられた、リアルなスタイリング。
作者の想像を超えた、すばらしい“みき”でした。
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トランスジェンダー“女子”とは
トランスジェンダーとは、一般に (常にではない) 生まれたときからもっているとされる、伝統的に社会で認識されている役割と同様の規範的な性役割に収まらない傾向を含む、あらゆる個人および行動、グループに当てられる一般用語である。
近年の国際的な人権に関する文書においては世界的に承認された普遍的定義はもたないものの、 性同一性が出生時に割当てられた性別と対応しない状態を意味する言葉として用いられる。
トランスジェンダーの人々は異性愛者であったり、同性愛者、両性愛者、全性愛者あるいは無性愛者であったりする可能性がある。
トランスジェンダーの正確な定義は不断の変化を続けている
トランスジェンダーは、ベースが男性でも女性でも当てはまるので、今回の「女子的生活」では、女性になりきるところから、トランスジェンダー“女子”と呼んでいるのでしょう。
まとめ
今回の記事は、俳優の志尊淳がNHK総合のドラマ10「女子的生活」のヒロインの「みき」としてトランスジェンダー“女子”を演じるという記事を書いてみました。
次回もお楽しみに。
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