太陽 コロナホール 地球滅亡 危機
太陽のコロナホールが拡大している。太陽もやがてはその輝きを失い死にゆく運命なのは既知の事実ですが、コロナホールの拡大は、太陽の死の前兆なのか。
一方、コロナホールからは、強力な電磁波が放出され、地球に降り注ぐ際に電子機器や通信網にとっての被害は甚大になる。
地球のコアが静止する映画が有ったけど、現実味を帯びてくる恐ろしさがある。
米政府にとって、電子網通信網の崩壊は、安全保障にも影響を及ぼす懸念があり、危機感はとても強い。
この記事の構成
米政府が危機感を抱く、コロナホールの拡大とは
出典:hanatotsuchinoie.wordpress.com
1月に、英紙「Daily Mail」に、「太陽が真っ二つに分断されている」と言う見出しの記事が掲載された。
上の写真の黒い部分がコロナホールと呼ばれているが、太陽の活動の弱まりが広がっているとも言える。
コロナホールは、地球にとって大規模な磁気嵐によって、電力網から電子機器に与える影響は計り知れない。
磁気嵐の危険度を示すスケールでは、G1~G5の5段階に分類されるが、過去G3の予想が出たが、下から2つのG2に収まっている。
米政府は、既に大統領令を発令して、いつでも対策を打てる準備を整えているようだ。
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そもそも、コロナホールとは
出典:indeep.jp
コロナホールとは、太陽のコロナ(太陽の周囲に見える、自由電子の発散光)が平均よりも暗く、冷たく、密度が低い領域のこと。
コロナホールからは、強烈な太陽風が発生することが知られている。
この、太陽風はプラズマの塊で、地球磁気圏に吹き付けると、磁気嵐を発生させる。
磁気嵐の影響はどれほど
巨大なコロナホールから放出される、プラズマの塊と強力な磁場が、地球に降り注ぐ場合、地球を含む周辺の磁場が大きく乱されてしまう。
この結果、起こりうる影響は計り知れない。
人工衛星への影響
人工衛星は、電子機器の塊だから、大量の荷電粒子が降り注ぐと、システムの誤作動が起こり得る。
太陽フレア後に、BS放送がしばしば中断するということは、実は度々起こっている。
JAXAの打ち上げたX線天文衛星の「あすか」が、2000年に落下したのも、実は太陽フレアの影響によるもの。
これが、もし軍事衛星だった場合恐ろしい。
軍事衛星が、荷電粒子の影響で、コマンド指示と勘違いして誤作動してしまったら、一体どうなることやら。
人が受ける放射線被曝
地球には、自然の縦として、宇宙からの放射線を弾く仕組みが備わって入るが、大量に放射線が降り注ぐ場合、少なからず人体への影響は起こりうる。
特に、地磁気の磁力線が束になっている、北極圏と南極圏は危険性が高い。
出典:xxxkikimimixxx.blog.fc2.com
大規模な停電
強い磁場が地上に降り注ぐ場合、電気を通しやすい物体に影響を当てると知られている。
変電所などの変圧器などに、想定外の強い電流が流れることにより、送電システムに以上が生じ停電することがある。
1989年にカナダで起きた送電トラブルによる停電では、600万人にも被害が及んだという。
大規模な通信障害
現在では、当たり前のように使われているGPSですが、GPSは衛星の電波を受信して位置を特定する仕組みです。
大量の電磁波が降り注ぎ、衛星との通信が乱れるとGPSは機能しなくなります。
自動車のナビなら、位置がずれるくらいですが、GPSで位置を特定している航空機の場合は、被害甚大です。
通信網が乱されれて起きた列車事故として、1986年のカナダの列車事故は記憶に新しい。
1996年のカナディアンロッキー列車事故では、単線区間を走る2つの車両の通信が大量の電磁波の影響で遮断され、2つの列車が正面衝突を起こしてしまった。
まとめ
今回の記事は、コロナホールの拡大による地球崩壊の可能性にも触れてみた。
記事を起こしながら、色々と情報を拾い集めてみると、ほんとうにやばいなと思ってきた。