日産が日本市場を意識して、ライバルを追い抜いて成功した理由について考えてみた。
日産 日本 意識 成功
技術の日産と言われた、日産ファンのトムおやじ。
そんな日産が、1月の新車販売台数で、長いこと王者に鎮座していた、ライバルを押し抜いて、なんと32年ぶりに首位の座を奪い取った。
今、日産は首位に返り咲くことが出来たのか。
日産が、平成29年1月の自動車販売台数で、1・2位を奪った
長いことライバルたちに、自動車販売台数で首位を奪われていた日産です。
それが、今年の1月に、ノートとセレナがそれぞれ、1位と2位を取りました。
日産は、一体どんなマジックを使って、32年ぶりの首位奪還に成功したのか?
1月の新車販売台数で、日産が1位・2位を独占した! – 元気だぜ!
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日産の日本を徹底的に意識した戦略とライバルとの違い
日産が成功した理由は、徹底した日本を強く意識したマーケティング戦略の賜物ではないかと思う。
某大統領が日本市場は閉鎖的と言うが、相手市場のニーズを考えた車作りは重要な要素だと思う。
現在日本で売れているランキング上位車種は、ライバルのトヨタを見ても、販売上位の車種を見れば、どれをとっても、日本を強く意識して作られている。
出典:toyota.jp
ホンダやスバルも、中国や新興国、そしてアメリカ向けに作った車種は、軒並み完敗。
ホンダはフィット、スバルはレヴォーグと、日本およびヨーロッパを意識したモデルが国内でよく売れるという状況だ。
こういった状況下で、日産は日本を強く意識した、ノートとセレナを昨年販売して、着実にシェを獲得して、新車販売台数で首位奪還に成功した。
セレナとノートの魅力
1月の新車販売台数で1位と2位を独占した日産ノートとセレナは、どれだけ日本市場を意識したのでしょうか。
出典:autoc-one.jp
例えば、セレナのリアゲートは、ウインド部分だけ開閉できる。
このアイデアは、セレナが始めてではないけど、ファミリーユースのミニバンにとっては、便利な設定だといえます。
日本の駐車場は、お世辞にも広いとはいえません。
家族で、スーパーに買物に行っても、リアゲートを開けられない場合などには、こうした機構は便利だ。
ハンズフリーオートスライドドアも、両手がふさがっていても便利だ。
こうした、かゆいところに手が届く工夫が、日本の環境にピッタリで、受け入れられた点でしょう。
出典:autoc-one.jp
ノートが、1位を取ったのは、何と言ってもe-powerが理由でしょう。
トムおやじも、試乗しましたが、恐らく試乗すれば誰でも欲しいと思うくらい、素晴らしい走りでした。
プリウスなどのハイブリッド同様に、モーターとエンジンを搭載しているけど、ノートはモーターのみで走行する。
モーターのレスポンスは、タイムラグが皆無で、すぐさまリアルに反応する。
しかも回生ブレーキの効き具合も抜群で、本当にワンペダル走行ができるところが、プリウスを凌いだ理由だろう。
まとめ
今回は、日産ノートとセレナが、新車販売台数で上位を独占した理由について、少し考えてみた記事を書いてみた。